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自分を好きになる:自己肯定感の向上

自己肯定感というのは、「自分は社会に受け入れられて、いろいろな新しいことに取り組んでいくことができるという確信」です。
特段、根拠はいりません。ただ、本人がそう思っていることが肝要です。
内閣府の調査でも統計的にあきらかになっていますが、日本の中~大学生は、世界的にみて自己肯定感の低さ(=自分が嫌い)が世界有数です。
これは由々しき事態です。

自己肯定感が低いと、日常生活に様々な困難が生じてきます。
・周りの人・環境に対し漠然とした恐怖感や不安を抱いて常に警戒し、精神的にストレスが溜まりやすくなる。

・自分の気持ちを相手に対して開示することが難しいため、対人関係が構築しづらくなり、孤独になる。
・ストレスが溜まっても周りに支援要求できない。

・常に他者の愛情を求める。物理的に離れることができなくなり、追い回すような不安定な情緒や対人関係になる。

・仮に周りから愛情を与えられても、その愛情に値しないのではという恐怖から、自ら愛情に対して回避する。

・様々な神経症(強迫行為・摂食障害・不安障害など)の引き金となる
などです。

自己肯定感が低くなるのは、様々な背景があり、多くは後天的な学習によるものです。
一つは母子愛着。幼少時、特にハイハイが活発になって自分で新しい環境に探索に出る時期に、うまく養育者が見守ってあげて、赤ちゃんが不安になったときに手を差し伸べる「安全基地」になってあげられなかったこと。また過干渉な親。過干渉は「子供のため」と言いながら、あまりに先回りして行う保護はその子供の可能性を潰し「あなたはわたし(親)がいないと無力なのよ」と学習させていることと同義です。ほかにも虐待やいじめ、様々な理由がありえます。

自己肯定感の低さから、上記のような苦しさを抱えている方の多くは、立派な方ばかりなのですが、歪んだ認知の為に苦しんでいます。認知の歪みを取り外して、御自身の持っているそのすばらしさ、リソース(資源)に気付くことが大切です。カウンセリングでは、
自己イメージの認知の歪みを洗い出し、変容に取り組み、自分を好きになるように、変革します。

・それによって、世の中に対する見方、とらえ方も変革し、行動パターンも変容していきます。

・さらに、行動パターンについての相談もします。

自分を好きになるために、是非、ご連絡ください。