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眠れないあなたへ:良い睡眠のための10箇条
今日は基本中の基本、 睡眠についてです。
日本人は世界でも1・2を争う睡眠不足の国民と言われています。
最近、睡眠負債という言葉をたまに聞きませんか?
実際、睡眠は本当に大切です。
睡眠・食事・運動のうちどれが一番?と聞かれたら、即座に
睡眠 です。
カウンセリングルームや、診療内科でも必ず
「眠れていますか」
「食べられていますか」
と聞きます。
それほど大切なものだからです。
ではどうしたら眠れるのか?
実際には適正な長さは個人によって違います。
何日か、お休みの時にもし好きなだけ寝ていい日に、何日か続けて、
自然に目覚める時間の長さ、それが適正な睡眠時間です。
でも、実際にその長さを確保するのは難しいなら、
質の良い睡眠をとるにはどうしたらよいか。
簡単ですぐにできるアドバイスをいくつか。
① 目覚めたら朝、1分以上太陽光線を浴びる。
➁ 昼間10-15分ほどの連続した早歩き・徒歩など、体を動かす。へとへとになる必要なし。
➂ 飲酒は眠る4時間前まで。アルコールで眠るのは生理的睡眠ではないので睡眠の質は悪化します。
④ カフェインは、(個人差ありますが)3時のおやつくらいまでが目安。
➄ 入浴は眠る2時間位前がベスト。90分位後に一番体温が下がり眠りやすくなります。
➅ 眠る前はリラックス。スマホやPCは脳を覚醒させるので良くないです。
➆ まんがや本、スマホをみたければ「どうでもいい内容」か「お気に入りの何回もよんだもの」がお勧め。ワクワクして覚醒すると良くありません。
➇ 暗くして静かに。アイマスクもお勧め。
➈ ふとんに横になったら、軽く1分位深呼吸。
➉ 「今日は自分がんばった。エライ!!」と思いながら寝ましょう。
最後の10箇条目、関係ないと思われるかもしれませんが
かなり大切です。
上記を一か月実施しても、「疲れがたまっているな」「眠れないな」と思ったら、
一度睡眠外来や最寄りの心療内科を一度訪問してみては。勇気はいりますが、
睡眠はすべての土台です。あなどるなかれ。